JAきたみらいの作物

じゃがいも

種類様々、全国から称賛される味わい

– JAきたみらいで採れるじゃがいもについて

JAきたみらいの地域内では明治30年頃に屯田兵によって開拓が進められ、その頃から「じゃがいも」の栽培が行われています。当時は入植者の重要な食料であり、「五升芋(ごしょういも)」と呼ばれていました(今でも年配の方は「じゃがいも」を「五升芋」と呼んでいる方もいらっしゃいます)。その品種は明らかではありませんが「赤芋」や「白芋」と色々な変遷を経て現在の「男爵」に定着したようです。
JA合併後(平成15年以降)は、地域内の選果場において、共同選果・共同販売体制の中、生産者個々の品質向上を目的として、専属の審査員によるサンプル抽出・検査の実施、残留農薬の自主検査実施を行っています。また、平成21年に主力施設へ導入した「近赤外線センサー」によって、内部障害(じゃがいも内部の空洞や腐れ)の確認を行い、常に良質な「じゃがいも」を提供できるよう努めております。

– じゃがいもの生産から収穫まで

JAきたみらい地域では、男爵、とうや、スノーマーチなどが生産されています。
3月下旬頃、浴光育芽という植付けの準備が進められます。20〜30日程度、日光に当てて、太く短い芽を育てます。これにより、萌芽が促進され、生育が均一になります。畑が十分乾燥したらポテトプランターという機械を使って植えつけます。萌芽の前後に行う中耕により除草を行い、その後、芋の周りの土の温度・水分を一定に保ち、肥大した芋の日焼けを防ぐ為、培土機という機械を使って25cm位の高さで土寄せをします。
5月下旬頃(萌芽期)、植えつけられた種芋から芽が伸び、新しい葉が成長をはじめます。
6月中旬頃(着蕾期)、花の蕾が付き始め、病気や害虫の予防にスプレヤーという機械を使って農薬散布を行います。
6月下旬頃には白色・薄紫色・赤色など、品種によって様々な色の花が畑一面に咲きます。
7月中旬頃(茎葉黄変期)、花も咲き終わり、葉・茎が黄色に変色し始めます。リーフチョッパーという機械を使って、茎と葉を刈り取ります。これにより、天候により茎葉枯凋が遅れることなく、計画的な出荷が可能となります(茎葉処理剤を散布して茎と葉を枯らす方法もあります。)。
8月上旬頃(茎葉枯凋期)、地中の芋へ養分を送り、地上の部分はすっかりと枯れてしまいます。茎葉処理後、皮がむけないことを確認し、ポテトハーベスターという機械を使って天候の良い日に収穫します。ポテトハーベスターの上では石や芋の腐ったもの、形の悪いものを取り除きます。芋の傷や打撲を防ぐ為、丁寧に大型コンテナに入れます。大型コンテナに入れた後、JAの貯蔵庫へ輸送し、保管されます。JAの選果場にて、腐れ等を除去し、大きさの規格ごとにダンボール箱に詰めて出荷します。

皆さまからいただいた声

JAきたみらい地域で収穫されたじゃがいもを召し上がられた皆さまから、
嬉しい感想をいただいています。その一部をご紹介します。

旨味があり、とても甘くておいしかったです。じゃがいもを皮つきで食べました。皮がとてもおいしいじゃがいもで、とても感動しました。
(広島県 34歳 男性)

甘みがあるじゃがいもはサイコーに美味しかったです。大阪では味わえない味でした。
(大阪府 48歳 女性)

じゃがいもは蒸しイモ、ポテトサラダにしましたがホクホク感が強く大好評でした。
(東京都 39歳 女性)

玉ねぎはオニオンスープやみそ汁に、じゃがいもはそのままスライスして素揚げにしていただきました。友達にもおすそ分けして、ポテトサラダや肉じゃがにして食べたそうです。私もですが友達もやっぱりこちらのスーパーにあるものとは一味違いおいしいと思いました。玉ねぎには甘みがあり、じゃがいもはほくほくしていて最高です。
(香川県 45歳 女性)

じゃが芋がおいしいと思ったことがなかったのですが、北海道で食べたとき、衝撃が走るほど感動! ほかにもアスパラ、玉ねぎなどの素晴しさ。それ以前、野菜の「素材のうまさ」を生かして料理できればと、そして子ども達にも、その美味しさを伝えたいと思うほど、北海道の農産物には感謝しています。
(京都府 50歳 女性)

いつも食べている野菜に比べて、野菜本来の味がしました。とても、とても美味しかったです。
(岩手県 28歳 男性)

「おいしい」の言葉が私たちの一番の励みになります。
うれしいメッセージをありがとうございました。
JAきたみらいのお野菜を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします

じゃがいもを生産しているクラフトマンからのメッセージはこちら。

食べる人を喜ばせたい、
この地域の農業の姿。

米森  弘 さん

繋がりを大切に、
地域のブランドを高める。

有馬 慎吾 さん

生産を伝えることは、
消費者のプラスになる。

斉藤 正廣 さん

父から受け継いだ農業、
YouTubeやSNSも活用して

斉藤 要 さん

大型機械を駆使し合理的な生産体制
地域を支えられる農家を目指して

西野 翔 さん