EDUCATION.03
『JAきたみらい の農業青年』『(一社)北見市観光協会』共同企画!
生産量日本一の北見たまねぎ&じゃがいもの収穫体験日帰りバスツアー
『JAきたみらい の農業青年』
『(一社)北見市観光協会』
共同企画!
生産量日本一の北見たまねぎ&じゃがいもの
収穫体験日帰りバスツアー
土に触れ、苦労を知る。
それが「食」への感謝に変わるまで
JAきたみらい青年部 部長
矢田目 裕弥 さん
農家という仕事を、
もっと身近に感じてほしい
農家という仕事は、普段の生活の中ではなかなか馴染みのないものかもしれません。しかし、私たちが毎日食べているものがどこで、誰によって、どのように作られているのか。その背景を知るためには、実際に畑に立ち、体験してみることが一番の近道だと私は考えています 。
今回、JAきたみらい青年部と北見市観光協会さんが一緒に食育イベントを開催したのは、次世代を担う子どもたちに、農家がどのような想いで作物と向き合っているのかを肌で感じてほしかったからです 。最近は「食品ロス」が大きな社会課題となっていますが、まずは「大切に育てられた過程」を知ってもらうこと。それが、給食や食卓で地元の野菜を「残さず食べよう」と思える、小さな、でも大切な一歩になると信じています 。
五感で知る、
農業の「リアル」と「喜び」
当日のジャガイモ掘りでは、子どもたちのキラキラした目が印象的でした。最近はゲームで遊ぶ時間が増えているかもしれませんが、実際に土を触り、力いっぱい体を動かして得られる体験には、また別の面白さがあります 。
一つの株にたくさんのジャガイモがついている様子を初めて見て、宝探しのように夢中で掘り進める子どもたちの姿。そこには、「頑張って体を動かした分だけ、おいしい食べ物が手に入る」という、農業の本質的な喜びがありました 。硬い土をほぐしながら、自分の手で収穫する。この五感を使った体験こそが、スーパーに並ぶ野菜の向こう側にある「命」を想像する力に繋がるのだと感じました 。
「大人の食育」が
地域農業を支える力になる
今回のイベントを通じて私が改めて強く感じたのは、子どもたちだけでなく「大人の食育」の重要性です。最近は野菜の価格高騰が注目されますが、どうしても「買う側」の視点に偏りがちです 。しかし、実際に畑へ足を運び、農家がどのような環境で苦労しているかを知れば、見える景色はきっと変わります 。
例えば、今年(R8年度)は記録的な猛暑や秋の長雨に見舞われました 。雨の影響で腐敗が進んでしまうのを防ぐため、不眠不休に近い状態で選別作業にあたることもあります 。こうした生産現場の厳しいリアルを大人たちが理解し、それを家庭で子どもたちに語り継いでくれること。その理解の連鎖こそが、地域農業を守る大きな支えになります 。
北見の「食の未来」を育てるために
私たちの願いは、この活動を通じて少しでも農業に興味を持つ子が増え、将来「北見で農業をやりたい!」と言ってくれる仲間が現れることです 。北見には、先人たちが開拓し、受け継いできた素晴らしい大地があります。
私たちはこれからも作り手のこだわりや、現場の熱量を届けていきます。生産者と消費者が、単なる売り買いの関係を超えて、お互いにリスペクトし合える「身近な存在」になれるように 。この街でおいしい野菜が育ち続ける未来を、皆さんと一緒に作っていけたら嬉しいです。
